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平井 大
遅ればせながら出会えたアーティストの音楽に今、癒されている。
こんな気持ちになれるから音楽が好きだし、こんな音楽に出会えるから新旧問わずに音楽探訪は続けた方がいい。
ホントについ最近まで『平井 大』という名前さえ知らずにいたわけで。
知ったきっかけは現在上映中の『映画ドラえもん のび太の月面探査記』を家族で観に行ったから。
ここでは映画の内容はさておき、見終えた余韻に浸るまでもなくエンドロールで流れてきた曲に一気に耳が反応してしまった。
メロウなイントロに続いて聴こえてきたのは、甘く優しい歌声。メロディも美しいミディアム調の曲で、使いまくるファルセットも綺麗。すっかり聴き入ってしまった。
エンドロールで確認した『平井 大』という名前と『The Gift』という曲名を記憶し、さっそくその夜にWikiで調べたり何枚かのアルバムを聴いてみた。
知らない人のために少しだけ触れておくと、2008年から活動しているシンガー・ソング・ライターで現在27歳。iTunesの総合チャートで上位にランキングしたり、CMでタイアップしたり、ツアーのチケットも軒並みSold Out(入手困難らしい)ということで、既に相当人気のあるミュージシャンなんですね。
今まで知らなかったことを悔やむとともに、このタイミングで出会えて本当に良かったなと思える存在です。
とにかく耳を惹くのが、日本人っぽくない歌声と心地良いメロディ。仮に日本語で歌ってなければ、邦楽を聴いているとは思えない気がする。エレキもアコギもウクレレの音色も心地良く、南国を想像してしまうグッドフィーリングな曲ばかり。
洋楽で言えばジェイソン・ムラーズやベン・ハーパー、ジャック・ジョンソンなどが好きな人ならきっと気に入ると思う。
実際、ジェイソン・ムラーズの名曲「I’m Yours」のカバーもありますが、原曲のイメージを変えることなく本家に負けず劣らずな歌を聴かせてくれる。ちょっと日本人離れしてますね、この人は。
もう一つアルバムを聴いていて感じることの一つが演奏の素晴らしさ。どこまでが本人によるものかは分かりませんが、ギターやウクレレで聴けるプレイの数々にも熱く胸を焦がすものがある。ギター好きなら反応してしまうのでは?
もう少し曲を聴いてみましょう。
ドラえもんのエンディングで聴いた「The Gift」やこの2曲を聴いただけでも平井大がやっている音楽の良さは充分に伝わると思います。まだそこまで聴き込めてないとは言え、いい曲だらけのアルバムを聴いているとこの人の才能の素晴らしさには驚くばかり。
全体的な感想としてはどこか聴いたことがあるような、そして懐かしさを感じるような曲も多い。
きっと幅広く様々な音楽を聴いてきているんだと思う。
それらが平井大の身体中を駆け巡り、音になって、言葉になって、エッセンスを加えて、素晴らしい音楽となって僕らに届く。
日本語の歌が世界中で愛されるとしたら、この人は近いところに行っているのではないでしょうか。
そして!ユーチューブの再生回数を見てびっくりしました。
そもそも今さらこんな小ブログで紹介するような人ではないですね。
これ以上遅れを取らないために、知らなかった人は是非ともチェックを。
Life is Beautiful/CD/AVCD-93423
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