【スコット&リバース】アメリカ出身の二人が全曲日本語で歌う異色なロックユニット

【スコット&リバース】アメリカ出身の二人が全曲日本語で歌う異色なロックユニット

スコット&リバース(Scott & Rivers)

こんなユニット名で活動しているアメリカ出身の二人組を知ってますか?

『スコット&リバース』と言われてピンと来なくても『ウィーザー』という名前なら聞いたことがある人はたくさんいるでしょう。

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そう、実はこのユニットはパワー・ポップ・バンド『ウィーザー』のフロントマンであるリバース・クオモと『アリスター』というパンクバンドで活動しているスコット・マーフィーが組んだユニットで、現時点(2019年3月)で『スコットとリバース』『ニマイメ』という2枚のアルバムを発表しています。

ウィーザーと言えばかつて「泣き虫ロック」というよくわからない? 表現で評され人気を博していたバンド。泣き虫と言うより“泣ける”メロディが詰まった曲の良さからパワーポップやロック好きに限らず幅広い層が聴いていた。実際、自分の周りにもウィーザーファンは非常に多かった。

そしてもう一方が、スコット・マーフィーが在籍しているバンドのアリスター。このバンドはウィーザーのような知名度はなく現在はほぼ活動休止状態ですが、ポップで聴きやすい音楽性が特徴のパンクバンドなので、その音に触れれば好きになる人も多いと思う。

スコット自身は日本語のカバー曲を中心にソロ活動が盛んで、日本においてはthe HIATUS/ELLEGARDENの細美武士と組んだバンド『MONOEYES』での活動によって知っている人も多いのではないでしょうか。

そして、余談ですがリバース・クオモの奥様は日本人。この二人はアメリカ人でありながらとても日本に根差している人たちなんですよね。

双方のファンからすればとっくに知っているこのユニットですが、知らない人には是非とも聴いてみて欲しい。はっきり言って色んな意味で凄いです。まずはデビューシングル『HOMELY GIRL』をどうぞ。

うん、驚いた。笑ってしまうほどに日本語が上手ですね。キャッチーなメロディも歌詞もホントに素晴らしいと思う。逆に日本人が歌う英語詞の歌って、ネイティブの人にこんなレベルでちゃんと聴こえてるんでしょうか?? 

そして、サビでは英語詞を歌うところがまたJ-POPらしくて好感が持てます。

続いて木村カエラ『Butterfly』のカバーも聴いてみましょう。

いやいや、ホントにアメリカ人ですか?? それにしても二人ともいい声をしているな…。

この2曲だけでも驚いてしまう。こんなレベルの日本語曲を本業のバンド活動とは別にマジメにやってるんです。これは両方とも1stアルバムに収録されてますけど、これ以外の曲もはっきり言って全部いい。お世辞抜きに。ポップなメロディも泣きメロもぎっしり詰まったおもちゃ箱のような作品。何度も何度も聴いてますけど、何回聴いても胸がキュンキュンしてます。

個人的な話で言えば、ウィーザーに関して2008年リリースの通称『レッドアルバム』以降はこのバンド対するトキメキがなくなってしまった。

大好きなバンドなだけにアルバムは新作がリリースされるたびに聴いてはいる。もちろん最新作『ブラックアルバム』も聴きましたが、初期~中期までに感じていた良さを感じることは残念ながらない。

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そんな中『スコット&リバース』は抜群にいい。

特に1stアルバムの素晴らしさは全くファンではない人たちにもおすすめしたいです。ノリが良くキャッチーなメロディの曲から胸キュン度が高いセンチメンタルな曲まで飽きることなどなく通して聴いてしまう一枚。歌詞がまたいいんだな、これが。なんだか泣けてきますよ。

 

ここまで純粋に日本語の曲を作れるなら、次に期待してしまうのは更なる展開ですね。

二人ともソングライターとして、またメロディメイカーとして素晴らしい才能を持っているので、日本人アーティストのプロデュースや新たなコラボの結成などがあると面白そうです。

活動の中心が日本にあるというアメリカ出身のミュージシャンが、この先どうなっていくのか。

今後がとても楽しみですが、まずはスコット&リバースの『サンマイメ』を早く聴きたいものです。

早く出して!(切実)

 

2013年リリースの1st『スコットとリバース』

2017年リリースの2nd『ニマイメ』 

 

 

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