ギタリスト『松本孝弘』の凄さを思い知るアルバムを君は聴いたことがあるか

ギタリスト『松本孝弘』の凄さを思い知るアルバムを君は聴いたことがあるか

 

松本孝弘

 

ここ日本において絶大な人気を誇るモンスター・ロック・バンド『B’z』のギタリストであり、その枠を取っ払ったとしてもその才能には脱帽するばかり。むしろB’z以外の活動にこそ松本孝弘の本質が見える。

そんな彼はトップ・ギタリストであると同時に素晴らしい作曲家であり音楽家である。

そんなことがよくわかる数々のアルバムを発表しているわけですが、その音楽に触れたことはありますか?

余談ですが、B’zの人気は凄い。日本の音楽界の中で人気・実力・セールス共にロック・バンドとしては群を抜いている。

しかしアンチが多いのも事実。洋・邦は問わず、自称ロック好きを名乗る人にB’z嫌いは多い気がする。

なぜなのか、分からなくはない。かくゆう自身も昔はアンチサイドだった。B’zを聴くことがカッコ悪いとさえ思った時期がある。理由は取り立ててないし、なんとなく避けていたわけです。

ロクに聴きもしないのに。今思えばそんな自分こそカッコ悪い。多かれ少なかれひねくれた音楽ファンにはそういうことってよくあります。

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話が脱線しそうなので戻しますが、今回はB’zではなく松本孝弘に焦点を当ててみたい。

ギタリストの作品なだけに松本ファンもしくはギター好き、インスト好きでない限り興味の対象外かも知れないですが、作品によっては歌ものもありポップスやロック、フュージョン好きまで幅広い音楽ファンを唸らせる数々のアルバムを発表しています。

特にインストゥルメンタルが好きな人にはきっと気に入る作品に出会えるはず。

松本孝弘の本質はソロ作にあり。

数ある作品の中からおすすめしたいアルバムをピックアップしたいと思います。

 

B’z前夜の作品

まずはB’zデビュー直前という時期に発表した作品を。スタジオ・ミュージシャンとしてキャリアをスタートさせた松本は、浜田麻里やTM NETWORK等のレコーディング、ツアーへの参加をしている。

この時点ですでにギターテクに関しては凄まじい。1988年5月にリリースした1stアルバム『Thousand Wave』を聴けばそのハイレベルなプレイの数々に思わずニヤリとしてしまう。

ギター・インスト好きなら押さえておくべき一枚。また楽曲の良さも特筆もの。

当時の海外勢の凄腕ギタリストの作品と比べても、インストとしてここまで完成された作品はそうそうない。

完全にロックモード全開。弾きまくるプレイには興奮必至。松本孝弘を聴く上で絶対に外せない一枚と言えます。

 

音楽性の幅の広さを感じる2nd『Wanna Go Home』

1992年にリリースした2ndアルバム『Wanna Go Home』。1stから4年が経過しており音楽性の幅が広がったのか、前作とは全く違う感触の作品。

1曲目のアルバム・タイトル曲『Wanna Go Home』のメロウさと泣きのギターにはいきなり胸が熱くなる。1stのような弾きまくりロック・ギター・インストを期待してしまうと肩透かしを食うような上品さも感じるアルバム。

ロック~フュージョンまで様々な楽曲に触れることができ、松本作品の中では全方向性の音楽ファンに一番おすすめしたい作品。歌がない音楽の素晴らしさを教えてくれたアルバムです。

 

松本孝弘のボーカルも堪能できる3rd『KNOCKIN’“T”AROUND』

1999年リリースの3rdアルバム。このアルバムが他の作品と比べて違う点と言えば歌ものが多いこと。

そしてその歌は松本孝弘自身が歌っているということ。意外にも?甘い声をしている。上手いかどうかは置いておき、純粋にポップ・アルバムとして好き。

仮にB’zの曲として発表し稲葉が歌っていれば、完全にヒットソングに成り得るような曲もある。

ギタープレイに関してはもはや安心の松本印が押されてる。メロディもテクニックも本当に素晴らしい。

ギタリストがソロ作で歌うことはよくあるので、松本孝弘の違った面を見られるという視点でも楽しめるアルバムです。

 

再び弾きまくりの攻撃モード 4th『西辺来龍 DRAGON FROM THE WEST』

2002年リリースの4thアルバム。前作とは違い再びギタリストに専念した作品。

収録曲は全6曲で22分というミニアルバムながら聴きどころ満載の一枚。

『SACRED FIELD』『FIGHTING BULL』に感じる攻撃性や『Riverside Blues』『Trinity』での胸に沁み入るプレイに溢れる才能を感じずにはいられない。

 

10th『New Horizon』11th『enigma』に感じるアダルトな空気感

2014年と2016年にリリースしているこの2作の作風は似ている。

2つのアルバムを通じて感じるのは『アダルトな趣』があるということ。もはやロック寄りのギター・インスト好きには抵抗感さえ生まれてしまうかも。

なぜならロック感は薄まりジャジーであったりムーディーな曲が多く、ピアノ、ストリングス、サックスなどの音色も気持ちよく響いている。

逆に言えば『純粋にいい音楽を楽しみたい』『心地よい音楽に身を委ねたい』というような人はきっと好きになると思う。

ここまでくるとギタリストの作品というより、ギターが上手い作曲家・音楽家が創造している世界だと感じる。

 

ソロ名義以外で必聴のアルバム『Rock’n Roll Standard Club』

最後はコチラ。1996年に『ROCK’N ROLL STANDARD CLUB BAND』名義でリリースしている洋楽ロックのスタンダードとも言える楽曲のカバーアルバム。

モントローズ「I Got the Fire」で幕を開ける今作はハード・ロック好きのいろんなツボを突いてくる。原曲に忠実な曲もあれば、松本ならではのアレンジを加えている曲もあり聴き比べてみるのも楽しい。

ジェフ・ベック、マイケル・シェンカー、ゲイリー・ムーア、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルのようなロック古典から、毛色が違うジャニス・ジョプリンの曲までカバーしており松本孝弘自身が相当楽しめた企画だったのではないだろうか。

もちろん聴き手であるハード・ロック好きの僕が楽しんだのは言うまでもない。ずっと聴いているアルバムだし弾けもしないバンドスコアもずっと大事に持っている。

 

 

おわりに

最近、日本人のギタリストを改めて聴くことが増えた。

もともと好きだったギター・ヒーローもいれば、完全に後追いの人もいる。どの時代にも異彩を放つ素晴らしいプレイヤーって存在しますけど、松本孝弘のようにずっと第一線で活躍し続けるのって本当に凄いことだと思う。

B’zでいくつもの名曲を生み出しているにもかかわらず、ソロでも輝き続けるトップ・ギタリスト『松本孝弘』

この天才ミュージシャンの創造力はきっと天井しらずなんだろうな。

今後の活動も要注目ですね。

 

 

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