イマココカココ、ギタンです。
邦楽名盤のススメ
売れた=名盤 ではない。名盤は人の数だけあるはず。
というわけで、フジファブリックに続く2枚目の名盤はこちら
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サンボマスター 『新しき日本語ロックの道と光』
そう。サンボマスターの1st。
このバンドを初めて聴いたときの衝撃ったらなかった。
知人がたまたま持っていたCDがこれで、まだサンボがメジャーデビューして間もない頃。ジャケ写もバンド名も正直イケてないし、何やらマイナーそうなの持ってんな~と。
でも凄くいいから聴いてみてと強烈に薦められ、半信半疑の興味ない状態で聴いたのが始まり。
そのとき、音楽を聴いて久しぶりに心から感動した。
それから一週間、サンボマスターしか聴かなかった。聴かずにはいられなかった。強烈に記憶に残る感動的な出会い。決して大袈裟ではなく本当に素晴らしいバンドに出会えたなと心底思ったものです。
それにしても中心人物であるボーカル/ギターの山口氏の才能は素晴らしいですね。声もいいし、歌も語りもそれまでに聴いたことがない熱量だし、詩も曲も最高。更にはプレイヤー目線で言ってもこの人は相当なギターテクニシャン。聴こえる音の数倍は難しいですよ、この人のプレイは。
挨拶代わりの1曲目「愛しき日々」の時点でサンボワールドに引きずり込まれ、続く2曲目「そのぬくもりに用がある」で早々にノックアウト。
大体「そのぬくもりに用がある」ってカッコ良すぎ。こんな言葉なかなか出てきませんよ、普通。あとサンボって跳ねるドラムもベースラインもカッコイイんだよな~。
アルバムを通してエネルギーに満ち溢れたアップテンポな楽曲からスローナンバーまで、最高な日本語ロックを聴くことができる感動的なデビューアルバム。
2nd以降も素晴らしい作品をリリースし続けてますが、世の中に出てきた1発目の衝撃も含めるとやはりこれが名盤です。
サンボの音楽は聴いてなんぼ、見てなんぼ。熱すぎるほどに熱い山口氏のパフォーマンスは好き嫌いが割れるところでしょうけど、こんなに感情揺さぶる日本語ロックは他にない。
心震える音楽を求めているなら、必聴の一枚です。
-邦楽名盤その2- サンボマスター『新しき日本語ロックの道と光』
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