【注目の一枚】洋楽おすすめのアルバム紹介 -006- ストレンジラブ『Love and Other Demons』

【注目の一枚】洋楽おすすめのアルバム紹介 -006-  ストレンジラブ『Love and Other Demons』

注目の一枚

新たな出会いを求めて音楽探訪をしていると、当然のように素晴らしいミュージシャンやバンドの音楽に巡り合えます。音楽に関する様々な情報は容易に入手できますが、自分が知っていることなんてほんの一握りなもので、まだまだ世界中には知らない音楽がたくさんある。どうせなら多くのフェイバリット・ミュージックに出会いたい。

音楽愛好家であれば、誰でもそんな感覚は持ち合わせているはず。

この企画では多くの人が知っている既にメジャーな存在ではなく、世間一般的には広く認知されていないと思われるミュージシャンやバンドに注目してアルバムを紹介していきます。

知ってる人は知っている、知らない人にはおすすめしたい。

当サイトをきっかけに新たなフェイバリット・ミュージックやアーティストを見つけてもらえれば幸いです。

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【注目の一枚】ストレンジラブ(Strangelove)『Love and Other Demons』

-006- ストレンジラブ(Strangelove)『Love and Other Demons』

1991年に英国ブリストルにて結成したバンド。今回ご紹介するのは1996年発表の2ndです。たった3枚のオリジナル・アルバムを発表しただけで解散してしまったことが残念でならない。

パトリック・ダフ(Vo)率いるこのバンドの奏でる音楽には英国バンド特有の陰鬱さがある。中には明るくキャッチーな曲もありますが、全体を包み込む空気感は暗く重い。そして耳を惹くのはパトリック・ダフの歌声。美しさの裏に狂気を感じるというか、なんとも言えない魅力に覆われており中毒性があります。

バンドのベースにあるのはギター・ロックながら、ストリングスやピアノが加わる曲もあり、ときに狂おしいまでに壮大。スウェードが引き合いに出せれたりもしますが、個人的には全く別物だと感じる。

『Living With The Human Machines』の耳をつんざくノイジーなギターサウンドで幕を開ける今作。これからの始まりを高らかに宣言するかの如く鬼気迫るボーカルがカッコ良いロック・ナンバー。続く2曲目『Beautiful Alone』ではポップな一面を見ることもできる。

そして3曲目以降も一筋縄ではいかないクセのある独特なロックの世界が続いていく。もう一度言ってしまうが、狂気と美しさをここまで感じる中毒性の高い音楽を僕はあまり知らない。聴けば聴くほど深みにハマり、何度となく戻ってしまう世界。

特に『She’s Everywhere』や『Spiders And Flies』で聴くことができる歌やバンド・アンサンブルなんて身震いするほど素晴らしい。薄暗い雰囲気の世界なのに温もりと美しさが宿っている。

ラスト前の『Elin’s Photograph』なんてなんだか泣けてくる。

きっと合わずに聴けない人もいるでしょう。でもハマる人はどこまでもこのバンドの深みにハマると思う。

続く3rd『Strangelove』も素晴らしい作品だった。

興味がある方は3rdも合わせて聴いてみることをおすすめしますよ。

 

 

 

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