【邦楽名盤のススメ】その9 小沢健二『Life』

【邦楽名盤のススメ】その9 小沢健二『Life』

邦楽名盤のススメ

売れた=名盤 ではない。名盤は人の数だけあるはず。

今回は小沢健二の『Life』をご紹介します。

 

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小沢健二 『Life』

 

愛称は「オザケン」。さすがに若い世代にはあまり馴染みがないと思いますが、30代後半くらいからなら愛聴していた人も多いはず。

東大出身というエリートであり、音楽性+知的かつ可愛らしいキャラも手伝って大人気な人でした。

90年代と言えば『渋谷系』なる呼称と共に流行ったサウンドがあり、その渋谷系を代表する一人としてオザケンは人気を博してた。

渋谷系ムーブメントに関してはオザケンと小山田圭吾(コーネリアス)がやっていた『フリッパーズ・ギター』解散後に定着したという説もありますが、個人的にはフリッパーズ・ギターは通ってない。もちろん聴いたことはありますが、その音楽にはピンと来なかった。

思うに二人ともソロになってからの方が凄いですよね。オザケンも人気者でしたけどコーネリアスなんて完全に一時代を築いてましたから。新しいサウンドを発信しているという意味ではコーネリアスの方が先を行ってたかも知れない。

話はオザケンに戻しますが、『Life』は1994年に発表された2ndアルバム。間違いなくオザケンの代表作だし、90年代の象徴とも言えるアルバムだと言えます。

『ラブリー』『今夜はブギーバック(featuring スチャダラパー)』などは誰もが聴いたことがあるでしょう。

ラブリー

今夜はブギー・バック

 

この2曲だけでもオザケンのソング・ライターとしての実力は充分に伝わります。

この2曲に限らずアルバム通して曲もアレンジも素晴らしくお洒落。決して上手いとは言えないヘタウマな歌唱ではありますが、不思議な魅力に溢れていてお洒落な空気感をそこかしこで醸し出している。

オザケンはギター中心のバンド・サウンドとは違い、ホーン・セクションや鍵盤、管楽器など諸々の音の使い方が素敵。聴いていて心地いいし楽しい。

作曲ってアレンジによってだいぶ曲の印象が変わると思うんですけど、この人は「アレンジ力」がズバ抜けているのではないでしょうかね。

簡単な言葉で済ませてしまえば『天才』。頭がいい人は音楽でもここまでクオリティの高いものを創造してしまうのか。

すっかり露出も減ったオザケン。今もオザケンを追っているわけではないので現在のことはよくわかりませんが、こんなに素敵なアルバムをありがとうと言いたい。

いつ聴いても良いと思うし、今後もずっと聴くと思いますよ、このアルバムは。

世代にかかわらず広くオザケンの音楽が届くといいな。

いい曲だらけの名盤です。

 

-邦楽名盤その9- 小沢健二『Life』

 

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