1997年/期間限定のグッド・コラボ!阿部義晴×SPARKS GO GO=ABEX GO GO

1997年/期間限定のグッド・コラボ!阿部義晴×SPARKS GO GO=ABEX GO GO

イマココカココ、ギタンです。

20年以上前にたった一枚のアルバムを残して姿を消したバンド『ABEX GO GO(アベックス ゴー ゴー)』

「180日間限定」という非常に短い活動期間であったにもかかわらず、今でも強烈に記憶に残っているバンド。阿部義晴もスパークス・ゴー・ゴーも健在とは言え、さすがにこのユニットに関してはほとんどの人の記憶から忘れ去られていることかと思う。

今回は忘れ去られるには惜しいと感じる期間限定のグッド・コラボだった『ABEX GO GO』をご紹介します。

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阿部義晴×SPARKS GO GO=ABEX GO GO

まずはメンバー紹介を。阿部義晴とスパークス・ゴー・ゴーについて少し触れてみます。

阿部義晴

1987年にデビューしたロック・バンド『ユニコーン』のメンバー。担当は主にキーボードでありボーカルをとることも多々ある。とは言えユニコーンはメインボーカルである奥田民生以外も全員が歌うバンドなので、活動のメインはあくまでもキーボーディストということになります。

ユニコーンと言えば正統派なロック・ナンバーとコミカルな曲が入り乱れている印象がありますが、空前のバンドブームの中、最前線にいたことは間違いないし数々の名曲を残していますよね。

そして全員が作詞作曲を担当するバンドにおいて、何気に阿部義晴が書く曲には名曲が多い。ユニコーンの中で個人的に一番好きな曲『開店休業』や美しいメロディが秀逸な『月のワーグナー』なども阿部作だし、バンドの中心的存在である奥田民生にも全く引けを取らない曲作りの才能を持ち合わせている。

ABEX GO GOでは曲作りの中心は阿部であり、特に作曲に関してはほとんどが阿部義晴によるもの。そこへバンドがアレンジを加えていき骨太なロック・ナンバーから胸に沁み入るミディアム調のナンバーまでバランスよく仕上げています。

ユニコーンよりロック色が強いスパークス・ゴー・ゴーの面々と組むことによって、阿部義晴の才能が一層開花している感がこのユニットにはあった。

SPARKS GO GO(スパークス・ゴー・ゴー)

八熊慎一(ボーカル・ベース)、橘あつや(ギター)、たちばな哲也(ドラムス)からなる1990年デビューの3ピース・ロック・バンド。男臭くエネルギッシュで、痛快なロックを聴かせてくれる実力派。

キャッチーな曲も多く、3ピースならではの粗削りなバンド・アンサンブルは私的にかなり好み。ボーカル八熊の男気を感じるボーカル・スタイルもカッコ良い。人気がイマイチだと感じるが、なぜなんだろう?

活動歴も長くベテランの域に余裕で達していますが、スパゴーのようなバンドが長く続けてくれているのは嬉しい限り。

もしこのバンドを知らない人は、2枚組のベスト盤が出ているのでまずはそれをきっかけにスパゴーの音に触れてみるといいと思いますよ。本当にカッコ良いですから。

ABEX GO GO 唯一のアルバム『ABEX GO GO』

先述のように実力あるもの同士が集い期間限定のバンドとして唯一残したアルバム。全12曲収録。

全曲プチ・レビュー

1.ABEX(作詞:阿部義晴 作曲:橘厚也)ドラムソロから始まる挨拶代わりのロック・チューン。

2.Telephone Sex(作詞・作曲:阿部義晴/八熊慎一)タイトルからは想像できないロック・バラード。名曲。

3.雨降り(作詞・作曲:阿部義晴)サビで八熊の男気を感じる骨太ブルース・ナンバー。ギター・ソロもグッド。

4.ドライブしよう(作詞:八熊慎一 作曲:阿部義晴阿部の声がちょっと可愛く聴こえるポップソング。

5.VISITOR(作詞:八熊慎一 作曲:阿部義晴)八熊がメインで歌うヘヴィなナンバー。異様なカッコ良さを感じる。

6.夕立ち(作詞:八熊慎一 作曲:阿部義晴)切ないメロディが胸にしみるミディアム・ナンバー。

7.おせわになりました(作詞・作曲:阿部義晴/八熊慎一)ある種、一番阿部らしいポップなロック・ナンバー。

8.TOY JUMP(作詞・作曲・編曲:ABEX GO GO)今作一番のアップ・テンポでハードなナンバー。

9.Blamer(作詞・作曲:阿部義晴)阿部の歌声が胸に響くミディアム・ナンバー。間奏のブルース・ハーブも◎。

10.春は無罪(作詞:阿部義晴/八熊慎一 作曲:橘哲也)軽快なノリの中にも哀愁を感じるメロディがグッとくる。

11.BREAK THROUGH(作詞:八熊慎一 作曲:阿部義晴)バンド・アンサンブルが胸熱な骨太ロック。

12.あいのうた(作詞・作曲:阿部義晴)阿部の熱唱が心に響くミディアム・ロック。

全編曲:ABEX GO GO

ABEX GO GO まとめ

リリースされた当時、何度となく聴いたアルバム。ずっと手元に持っているし、最近改めて聴き直してみてやっぱり素晴らしいアルバムだなと感じた。

バンド・アンサンブルにおいては文句なしにカッコ良いし、何よりも曲の良さがあるから何度でもリピートしてしまう。何度も聴いたアルバムを20年以上経った今でも聴けるんだから、これは自身の中でかなりな名盤ということになります。

このコラボは期間限定でもいいので、是非もう一度やってほしい。

もちろん新しいアルバムを引っさげてね。

 

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